近所には友達はいない。
定年後のこれからの生き方を書いた本には、地元とのつながりを持ちましょうとよく書いています。
仕事ばかりの夫が定年後、気が付くと近所での知り合いが全くないということです。
うちの夫も全くそうです。
マンション住まいで自治会にも加入していないので、家にいて働かなかったら私と以外誰とも喋りません。
たまに集まる高校時代の同級生もいますが、月1くらいです。
もし私が先に亡くなったら、夫のことが心配です。
と、思ってたけど、気づけば私もそうです。
30年近く同じマンションに住んでいるけど、近くに交流する友達がいない。
両隣の方と会えばあいさつする程度です。
子どもが幼い頃は一緒に遊ぶお友達がいましたが、息子は幼稚園ではなく、
婦人の友の会が運営する幼児生活団というところへ週に1日、電車に乗って通っていました。
そこでは今から思えば、子どもにはとても有意義な時間を過ごせ、お母さんたちとも楽しかった。
ただ皆んな家がバラバラで遠く、現在ではたまに集まりがあるくらいです。
そして小学校入学からは転勤で他県へ引っ越し、4年後下の娘が小学校入学とともに帰ってきました。
なので、あまりマンションの方とは面識が無かった。
それに仲良いグループはすでに幼稚園の時から出来上がってたように思えます。
帰ってから小学校中学校のPTA役員になりましたが、あまりいい思い出もありません。
子どもが高校生になったときは正直ホッとしました。
仕事も長い間パートしてますが、仕事以外で会っておしゃべりする友達はいません。
私にも小中学校、大学と定期的に集まって楽しくおしゃべりする友達はいますが、
コロナでそれも2年以上ありません。
今住んでいるマンションは、都会のベッドタウンで静かで緑が多くとても気に入ってるのですが、
28年住んでて親しくなった友達はひとりも出来なかったということです。
ちょっと悲しい。。。大人になると、友達ができにくくなるものかな。
年をとると電車に乗って都会へ友達と会う機会も少なくなるでしょう。
ここは車での移動ですので運転するのをやめると、本当に移動範囲が限られます。
母の妹の叔母は田舎で長年ひとり暮らしですが、知り合いも多くよく出歩いてましたが、
コロナでそれもなくなり、1日誰とも喋らない日が何日もあるそうです。
私にもそういう日々がくるのでしょうか。
でも自分も読書をしたりピアノを弾いたり一人の時間を大切にするほうなので、
こういう結果になったんだと思います。
自分の実家もあまり近所つきあいもしてなかったし、お義母さんの近所も高齢になると亡くなったり
転居したりで、知り合いも減ってました。
年をとったからと、急に周りに知り合いをと思うのは都合のいいことだな。
あまり無理してもしんどい。自然に過ごすのが一番。
家にいることが多くなるとまた変化があるかもしれません。
朝夕神棚に手を合わせ(神棚は結婚したとき義父に頂きました)、
会うひとには挨拶をする(でも時々反応なしだが)それだけでもちょっとほっとする。
すべては自分を肯定することから。
最後までお読みいただきありがとうございました。
にほんブログ村