介護ものはちょっと辛い。
図書館で借りてきた本を読み終えました。
「我らがパラダイス」 林 真理子

読みながら自分の親の介護を、色々思い出してしまった。
母は家で生活することが誰の目から見ても難しく、施設を提案したが頑として受け入れず、
それでもパンフレットを見せたり、見学に連れ出してもダメで(頭だけは最後までしっかりしてた)
こちらの方が根尽きて、もう入らなくていいよ〜と言ったら安心したのか家で亡くなった。
もう10年以上も前のことなのに、その頃の色々あったことがフラッシュバックのように時々思い出す。
ここからはネタばれですが、
かと言って主人公のやってることには、最後まで同情できなかった。
自分が生真面目な性格だろうと思うけど、やはり道徳に反することは違和感を感じる。
身代わりになったお婆さんが可哀想に思えました。
終盤の緊張感が凄かったけど、少し後味が悪かったかな。
次読む真理子さんの小説に期待!です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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