「今が一番幸せ」
お知り合いのご主人は、公務員を定年退職後、嘱託で働き続け、
それが終われば75歳までアルバイトをして働かれました。
仕事を辞めて5年。80歳になってだいぶ体力が落ちてしまいましたが、
それなりの貯蓄と年金があるにも関わらず、
毎月通帳を見て収入より支出が多いと落ち込む。
そして大きな出費は耐えられないそうです。

この歳になると今まで何人かの人を見送ったけど、
高齢になっても一番幸せそうに見えたのは、伯母でした。
戦後独り身だったので、心配した母親が洋品店をはじめました。
その後母親は亡くなり、父親と二人暮らしでした。
父親が亡くなったあとは旅行が好きでよく行ってました。
当時、田舎でも地元からバスで遠方に連れて行ってくれるツアーがあったのです。
遠出ができなくなってきてヘルパーさんが来るようになってからは、
ご飯を作ってくれるのをすごく喜んでました。
そして田舎の習いで真言宗を熱心に信心してました。
亡くなるちょっと前には電話口で明るく元気な声で電話くれたことを喜び、
そして母には「今が一番幸せ」とも言ってたらしいです。
伯母も若い頃は病弱で戦争も経験し、特別ポジティブな性格でもなかったのですが、
高齢になっても明るく過ごせたのは、なんとなく、
「足るを知ると宗教心」のような気がするのです。
せっかく残された人生。
私もある程度悩んだら、あとは穏やかに楽しく暮すのが理想かなぁ。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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