節約してても娯楽費、教養費は必要と思う。

こう思えるようになったのは二つのことがきっかけです。

ひとつは親の介護。90の父は2年前から老人施設にいます。ただ今はコロナの影響であまり会えていません。

母親が生きていた時から数えると13年前から往復5時間の介護をしていました。

始めは病院の付き添いくらいでしたが、段々介護度が上がってくるとヘルパーさんと連携しておかずを作って掃除洗濯入浴の手伝いをして母の病院へ。

パートの仕事をしながら一週間に一度は通っていました。本当に色んな事がありました。困りごとや辛いことも。

今になって思うのは、中年期バリバリ仕事をもって働いてしっかりしていた両親も当たり前ですが老いるということです。

人間はどのように年をとっていくのか教えてくれてたのです。

母は75歳で病気になりました。自分がいくつで自由がきかなくなるのかわからないですが、70代半ばを想定するとあと17年ほどです。長いようで短い。

何をするにもお金がかかる。だから諦めてただ生活していければいいと思っていたけど、

お金を節約するばかりではなく、自分がやりたい憧れのことはやったほうがいい。体が元気なうちにと思うようになりました。

もうひとつのきっかけは、お金の本で「老後のお金」林總 WAVE出版を読んだことです。

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この本で老後の生活をイメージすることを真剣に考え、自分はどう生活したいのか改めて考えました。

私の場合、家庭菜園をやってみたかったことと細々と続けてたピアノで憧れの曲を弾きたいことにいきつきました。

そしてたまには旅行に行きたい。

ただ問題はお金です。無駄なものをそぎ落としてこれらの費用を捻出することにしました(今も奮闘中)

今のところ、家庭菜園には月3000円の予算内で。ピアノは毎日30分(マンションのため)練習してますが、憧れの曲たちはもっと練習時間が必要なので、電子ピアノが欲しいです。(ポイ活で細々と貯金中)そしてできるならいつかは先生に習ってみたい。

旅行は毎月5000円~10000円で積み立て中です。

住宅ローンや教育費が山盛りの時は自分のことを考える暇もなかった。

ストレスが溜まったらささやかにひとりカフェやたまの友達との食事でうっぷんをはらしてました。

それはそれで楽しかったのですがその場限り。自分が本当にしたいことやりたいことは何なのか考えて、それに大切なお金を使う。

そのためにも旅行へ行く娯楽費、趣味に使う教養費の予算は必要だと思うのです。

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